「11.26(tue)」,「11.27(wed)」お休みとなります 愛知 名古屋 Alto e Diritto altoediritto アルトエデリット 火曜水曜定休 12時から18時 洋服屋 セレクトショップ 海 SEA 内海 美浜 南知多 知多奥田 西陽 太陽 夕焼け 日差し ペルシャ絨毯 LC3 カッシーナ イザムノグチ AKARI 699 SUPERLEGGERA /// Gio Ponti Cassina カッシーナ 699 SUPERLEGGERAスーパーレジェーラ チェア Gio Ponti 1891-1979 イタリアの建築家、デザイナー 1891年イタリア、ミラノに生まれる。1923年ミラノ工科大学卒業後、1930年まで陶磁器メーカー・リチャード・ジノリ社でアートディレクターを務めます。その後、自身の建築事務所を設立し公共施設の設計などを手掛けます。1928年建築・デザイン誌「ドムス」を創刊し、初代編集長に就任し、国内外のデザイン界に多大な影響を与えます。多岐に渡る重要なデザインシーンに携わり、戦後のイタリアデザイン界を牽引した偉業から「イタリア建築・デザインの父」と称されるデザイナーです。ジオ・ポンティによってデザインされたアームレスチェア。1952年から開発が始まり、1957年に完成するまで非常に長い歳月がかかりました。極限まで削ぎ落とされた幅18mmの三角形フレームと、重さ1700グラムという軽量の椅子は、堅固さと軽さを完璧なバランスで仕上げています。座の籐は手編みで、ひとつひとつ丁寧に作られ、発売から半世紀以上にわたって人気のロングセラーとなっています。Cassina カッシーナ 3 FAUTEUIL GRAND CONFORT, GRAND MODELE /// FEATHER PADDING , FZ LEATHER , 3 SEATER LC3 LE CORBUSIER,PIERRE JEANNERET,CHARLOTTE PERRIAND ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン 3人掛け W2370×D730×H605(SH420) フェザーパッディング 愛知 名古屋 Alto e Diritto altoediritto アルトエデリット フェザーパッディング フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上 座クッション=モールドポリウレタンフォーム・ポリウレタンフォーム・フェザーパッディング 背・アームクッション=フェザーパッディング 脚端=グライド 3 FAUTEUIL GRAND CONFORT, GRAND MODELEフォートゥイユ グラン コンフォール グラン モデル ソファ グランコンフォールと呼ばれるLC2ソファから派生し、シングルクッションで構成されたシリーズ。LC2より幅と奥行きを共に大きく、逆に高さと座高は低くデザインされており、掛け心地も全く違ったソファです。シングルクッションで、ゆったりと余裕のある座り心地を実現。クッションはポリエステルとフェザー、張地はレザーとファブリックのどちらも可能です。また片側だけアームを付けた「Meridienne(カウチ)」はシャルロット・ペリアンの1928年のスケッチをもとに開発しました。I MAESTRI COLLECTION イ・マエストリ・コレクションは、かつて、近代建築の巨匠たちが創りだした、家具の傑作の数々を現代に蘇らせ、生産・販売しているものです。いわゆるモダニズムの時代に、最も著名な建築家によって生み出されたこれらの家具は、ものとしての確固たる存在価値があります。 また、現在においては創意創作の模範となる名品が揃っています。そして、これらには時代を越えて受け継がれるべき、高い文化的価値もあります。カッシーナ社では、ル・コルビュジエが存命中であった1964年、彼がデザインした一連の家具の製造を正式に認可されたことから、イ・マエストリ・コレクションをスタート。その後ヘーリット・トーマス・リートフェルト(1971年)、チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1972年)、エリック・グンナール・アスプルンド(1981年)、フランク・ロイド・ライト(1985年)、シャルロット・ペリアン(2004年)、そしてフランコ・アルビニ(2008年)がシリーズに加わりました。 このプロジェクトは、ナポリ大学建築学部教授のフィリッポ・アリソン氏の永年にわたる厳密な研究・分析と、カッシーナ社との密接な協力関係の賜物として実現したものです。再生されたこれらのシリーズからは、偉大な巨匠たちの精神を感じ、見いだすことができるのです。イ・マエストリ・コレクションはこのアリソン氏を始め、著作権継承者による厳格なる指導とオーソリゼーションのもとに、カッシーナ社の確かな技術力をもって製作されています。また、カッシーナの創造哲学と啓蒙的な側面を持つ文化活動、パブリシティーなどによって支えられております。

24 Years, Honest

「11.26(tue)」,「11.27(wed)」お休みとなります 愛知 名古屋 Alto e Diritto altoediritto アルトエデリット 火曜水曜定休 12時から18時 洋服屋 セレクトショップ 海 SEA 内海 美浜 南知多 知多奥田 西陽 太陽 夕焼け 日差し ペルシャ絨毯 LC3 カッシーナ イザムノグチ AKARI 699 SUPERLEGGERA /// Gio Ponti Cassina カッシーナ 699 SUPERLEGGERAスーパーレジェーラ チェア Gio Ponti 1891-1979 イタリアの建築家、デザイナー 1891年イタリア、ミラノに生まれる。1923年ミラノ工科大学卒業後、1930年まで陶磁器メーカー・リチャード・ジノリ社でアートディレクターを務めます。その後、自身の建築事務所を設立し公共施設の設計などを手掛けます。1928年建築・デザイン誌「ドムス」を創刊し、初代編集長に就任し、国内外のデザイン界に多大な影響を与えます。多岐に渡る重要なデザインシーンに携わり、戦後のイタリアデザイン界を牽引した偉業から「イタリア建築・デザインの父」と称されるデザイナーです。ジオ・ポンティによってデザインされたアームレスチェア。1952年から開発が始まり、1957年に完成するまで非常に長い歳月がかかりました。極限まで削ぎ落とされた幅18mmの三角形フレームと、重さ1700グラムという軽量の椅子は、堅固さと軽さを完璧なバランスで仕上げています。座の籐は手編みで、ひとつひとつ丁寧に作られ、発売から半世紀以上にわたって人気のロングセラーとなっています。Cassina カッシーナ 3 FAUTEUIL GRAND CONFORT, GRAND MODELE  /// FEATHER PADDING , FZ LEATHER , 3 SEATER LC3 LE CORBUSIER,PIERRE JEANNERET,CHARLOTTE PERRIAND ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン 3人掛け W2370×D730×H605(SH420) フェザーパッディング 愛知 名古屋 Alto e Diritto altoediritto アルトエデリット フェザーパッディング フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上 座クッション=モールドポリウレタンフォーム・ポリウレタンフォーム・フェザーパッディング 背・アームクッション=フェザーパッディング 脚端=グライド 3 FAUTEUIL GRAND CONFORT, GRAND MODELEフォートゥイユ グラン コンフォール グラン モデル ソファ グランコンフォールと呼ばれるLC2ソファから派生し、シングルクッションで構成されたシリーズ。LC2より幅と奥行きを共に大きく、逆に高さと座高は低くデザインされており、掛け心地も全く違ったソファです。シングルクッションで、ゆったりと余裕のある座り心地を実現。クッションはポリエステルとフェザー、張地はレザーとファブリックのどちらも可能です。また片側だけアームを付けた「Meridienne(カウチ)」はシャルロット・ペリアンの1928年のスケッチをもとに開発しました。I MAESTRI COLLECTION イ・マエストリ・コレクションは、かつて、近代建築の巨匠たちが創りだした、家具の傑作の数々を現代に蘇らせ、生産・販売しているものです。いわゆるモダニズムの時代に、最も著名な建築家によって生み出されたこれらの家具は、ものとしての確固たる存在価値があります。 また、現在においては創意創作の模範となる名品が揃っています。そして、これらには時代を越えて受け継がれるべき、高い文化的価値もあります。カッシーナ社では、ル・コルビュジエが存命中であった1964年、彼がデザインした一連の家具の製造を正式に認可されたことから、イ・マエストリ・コレクションをスタート。その後ヘーリット・トーマス・リートフェルト(1971年)、チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1972年)、エリック・グンナール・アスプルンド(1981年)、フランク・ロイド・ライト(1985年)、シャルロット・ペリアン(2004年)、そしてフランコ・アルビニ(2008年)がシリーズに加わりました。 このプロジェクトは、ナポリ大学建築学部教授のフィリッポ・アリソン氏の永年にわたる厳密な研究・分析と、カッシーナ社との密接な協力関係の賜物として実現したものです。再生されたこれらのシリーズからは、偉大な巨匠たちの精神を感じ、見いだすことができるのです。イ・マエストリ・コレクションはこのアリソン氏を始め、著作権継承者による厳格なる指導とオーソリゼーションのもとに、カッシーナ社の確かな技術力をもって製作されています。また、カッシーナの創造哲学と啓蒙的な側面を持つ文化活動、パブリシティーなどによって支えられております。



Alto e Diritto


「普遍のスタンダード」を追い求め、世界各国からラグジュアリーなアイテム
をセレクト。その情熱は、国内では滅多にお⽬にかかれない幻のブランドや、
こだわりを詰め込んだ別注品の数々に表れ、新しいファッションの世界観を表
現する。


We select luxury items from across the globe in pursuit of a universal standard.
This passion is reflected in our vast collection of brands rarely found in Japan,
and custom items made with meticulous attention to detail, creating a new outlook on fashion.








時間は平等ではない。誰にとっても同じ速さで流れているように見えて、実際には人によって、重さも密度も違う。ある人にとっての一年は羽のように軽く過ぎ去り、別の誰かにとっての一日は、石のようにずしりと身体に残る。時間は「長さ」だけで測れない。そこに何を積み、何を守り、何を手放したかで、同じ時間はまったく別の表情を持つ。この店は、24年という時間を経てきた。積み上げた年数を誇るためではない。ここには、ただ長く続いたという事実以上に、「どう続けてきたか」という質がある。変わったものもある。街の空気も、客層も、情報の速度も、価値観の潮目も、確実に変わった。扱うものの輪郭も、選ぶ基準も、その時代ごとに微妙な調整を迫られてきた。逆に、変わらなかったものもある。服を“商品”としてではなく、“生き方”として捉える感覚。軽い言葉でごまかさず、目の前の一着に対して、ちゃんと責任を持つ姿勢。空間に流れる、あの独特の静けさ。そういうものは、時間が経つほどに、むしろ濃くなっていく。そして一つだけ、揺るがず確かなことがある。それは「その時々に、正直であろうとした」という事実だ。正直さは、綺麗ごとじゃない。ときに孤独で、不器用で、回り道にもなる。周囲が盛り上がる方向に乗った方が早い時もあるし、目立つ言葉を選べば楽な時もある。けれど、その場の空気に合わせて“自分を裏切る選択”を重ねると、後になって必ず歪みが出る。服も同じだ。無理をして似合わないものを着続ければ、どこかで破綻する。店も同じで、無理をして続ければ、空間の呼吸が浅くなる。だからこそ、その瞬間に「いまの自分が本当に信じられるもの」を選ぶ。売れるかどうかよりも、残るかどうか。話題になるかどうかよりも、時間に耐えるかどうか。そういう基準で、選び続けてきた。流行を追うのではなく、今の自分が信じられるものを選ぶ。それは一見、頑固に見えるかもしれない。でも本当は、すごく繊細な行為だと思う。流行は外側から来る。信じられるものは内側からしか生まれない。外側の熱に振り回されず、内側の温度を守るには、静かな胆力がいる。周りが騒がしいほど、余計に自分の声が聞こえなくなるからだ。だから、いちど立ち止まって、見て、触れて、着て、確かめる。そのプロセスを省かない。時間をかけて選ぶ。時間をかけて育てる。時間をかけて、手渡す。その積み重ねが、結果として”時間を纏った洋服”になり、この空間の空気になって、ここに残っている。新品の服が持つ輝きとは違う、使い込まれていくことでしか出ない艶がある。革の皺、金具のくすみ、布の落ち方、香り、重み。そこには、着た人の時間が染み込む。そしてその時間が、また次の時間を呼ぶ。店の空気も同じで、過去の積み重ねが、いまの居心地を作っている。今日ここに立った人が「なんか落ち着く」と感じるなら、それは照明や内装の話だけじゃない。選択の歴史が、言葉にしないまま漂っているからだと思う。24年という時間は、ただ通り過ぎたのではない。選び、削ぎ、磨き、守り、時には壊して、また組み直してきた時間だ。




Time is not fair. It looks like it moves at the same speed for everyone, but in truth its weight and density change from person to person. For some, a year slips by as light as a feather. For others, a single day stays in the body like a stone. Time can’t be measured by “length” alone. What you built, what you protected, and what you let go of— that’s what gives the same span of time a completely different face. This shop has lived through twenty-four years. Not to brag about the number, but because what matters here is not “how long,” it’s “how” we kept going. Some things changed— the air of the city, the people, the speed of information, the turning of values. The outline of what we carry, and the standards we choose by, were forced to adjust—quietly, precisely—era by era. And some things never changed. The way we see clothing not as “product,” but as “a way of life.” The refusal to hide behind easy words. The discipline to take responsibility for each piece placed in front of someone. And that peculiar silence in the room— a kind of calm that, if anything, grows denser with time. But there is one thing I know for certain. We tried to be honest—at every moment, in that moment. Honesty isn’t pretty. It can be lonely. It can be clumsy. It can be the long way around. There are times when riding the wave would be faster. There are times when louder words would make life easier. But if you keep choosing what betrays yourself— the distortion always comes back later. Clothes are the same. If you keep forcing what doesn’t suit you, it breaks somewhere. A shop is the same. If you keep it alive by force, the space loses its breath. So we chose—again and again— what the version of us, at that time, could truly believe in. Not “Will it sell?” but “Will it remain?” Not “Will it trend?” but “Can it endure time?” That was the measure. We didn’t chase fashion. We kept choosing what we could believe in—right now. It might look stubborn. But I think it’s actually a fragile, careful act. Trends come from the outside. What you believe in can only rise from the inside. To not be dragged by external heat, to protect your inner temperature— that takes a quiet kind of courage. The noisier the world gets, the harder it becomes to hear your own voice. So we never skipped the process. We stopped. We looked. We touched. We wore. We checked. We took time to choose. We took time to refine. We took time to hand it over. That accumulation became clothes that wear time— and it became the air of this space, still here. There is a sheen you can’t buy new— a luster that only use can bring: creases in leather, the soft dulling of metal, the way fabric falls, the scent, the weight. A person’s time seeps in, and that time calls the next time forward. A shop’s atmosphere works the same way. The past doesn’t disappear—it becomes comfort. When someone steps in today and feels, “This is calm,” it isn’t only about lighting or interior design. It’s the history of choices—floating here without being spoken. Twenty-five years didn’t simply pass. They were years of choosing, cutting, polishing, protecting— and sometimes breaking, then rebuilding. Time is not equal. That’s why the way you handle your time changes the shape of your life. What exists here isn’t decoration for someone’s approval. It’s the trace of a way of living. From here on, too, we won’t flatter the trend. We’ll keep choosing—honestly, quietly, steadily. Not using time, but being tested by time, and still refusing to let go of honesty. The view ahead won’t be flashy. But it will be quietly strong. And that quiet strength— I think that’s the single greatest value this shop earned over twenty-four years.










by S





Alto e Diritto / アルト エ デリット

http://www.altoediritto.jp/
https://www.altoediritto.com/

OPEN /// 12:00~18:00
CLOSE /// TUESDAY,WEDNESDAY
TEL /// 052-253-7718

〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1-23-2
地下鉄久屋大通駅1-A出口より徒歩1分